「縁食」素敵な出会いにわくわく

 

6月5日(土)朱三じどうかん子育てネットワーク主催、10周年記念子育て講演会「縁食~ゆるやかにつながる地域、子育て」を、藤原辰史さん(京都大学人文科学研究所助教授)をお招きして行いました。

 昨年の企画段階からワクワクしながらこの日を待ち望んだ講演会。緊急事態宣言が延長再延長とどうなることかと思いましたが、6月から児童館事業を行ってもよいとの通知をうけ、予定通り楽しい時間と空間を参加者の皆さんと共有しました。ワクワク感が止まらないとても充実した2時間となりました。

 藤原さんのご著書「縁食論」は児童館の図書室にもあります。大人の方の貸し出しもしていますので、よかったらどうぞ。

講演会を行うにあたり、オンライン開催の声もあったのですが、今回のテーマには、やはりリアルにその場に居合わせた方々が、一緒に話を聞き、心を震わせ、共にその振動を共有することで、何かを生み出すのではないか?と思っての、対面講演会でした。

 

藤原さんのお話は軽快でわかりやすく、参加者の心にたくさんのエッセンスを届けてくださいました。そして参加者からの経験や思いを出し合い、キャッチボールする中で、また話が深まっていく。そんなワクワクが止まらない2時間は、帰り際の「楽しかった~」の声や表情、アンケートから溢れていました。

アンケートより

・縁側のような居場所を地域に作りたいと思いました。

・「人とのご縁」「毎日食べるということ」どちらも大切に子育てをしていきたいです。

・食がいかに人間らしく生きるのにいかに大切か再認識しました。