私たちは、忘れずによく考えよう!

「児童館こいのぼりいっぱいプロジェクト」

東日本大震災をきっかけに、全国の児童館がつながろうと呼びかけられて始まった取り組みです。全国のプロジェクトとしては、いったんピリオドが打たれましたが、朱三児童館では、「決して忘れてはいけないこと」として、毎年取り組みを行っています。

 4/21は、福島で地震と原発事故の被害にあわれ、今は京都に避難し、生活の拠点を移しながらも、同じような事故は起したくないと様々なところでお話をされている菅野千景さんにおこしいただき、子どもたちに真正面からお話ししていただきました。

 

地震当日に菅野さんが学校におられたということもあり、子どもたちにとってもイメージしやすく、お話を真剣に聞いている様子がうかがえました。

 職員にとっても、菅野さんの取られた行動や他者への愛情に対し、同じことが起こった時に、私たちはどれだけの行動がとれるだろうかと自分を振り返りながら、心に響くものがたくさんありました。

話は、地震当日のことだけではなく、原発事故が起こってしまったことによる生活の変化、それから考えたこと、行動したこと、学んだことなどたくさんのことが語られました。

 子どもたちも質問の中に、今動いてる

原発がどれくらいあるのか、核のゴミはリサイクルできないのか、など鋭い質問も出されました。


お話が終わった後は、それぞれに思ったこと、感じたことのメッセージや絵など思い思いにかいてもらいました。

 子どもたちにとって難しい話もたくさんあったかもしれませんが、何か一つでも心にとどめておいてくれればうれしいなあと思います。